15:00〜15:30の回

私の手は生まつきみんなと違うカタチをしている。左腕はなく、右手はちょうどカニのハサミのような手。できることもできないことも人並みにあって、悩むときもあるけれど、美味しいお酒を飲める時が一番幸せ。現在は大学院に通う傍ら、NPOのインターンとして、「障害を知ってもらう」ための活動に関わっています。

「あれもこれも認知症の症状だったのだ。」と気づいた時には、介護の為に自分の時間が割かれています。日々の生活や仕事に支障が出ると共に、当事者は適切な認知症介護が受けられない状態が続いていきます。そうなった時、認知症について知識のない家族は、どんな介護ができるのか?何をすればいいのか?又、家族の認知症を受け入れられるのか?自らの介護経験と多くの介護家族の声を、これから認知症介護をするかもしれないあなたにお伝えしたい。


お仕事のこと、青年学級のこと、お友達のこと、などなど たくさん話したいです。よろしくお願いします。

人は「障害があるから」「年だから」「どうせ自分にはできないだろう」と自分で知らず知らず「見えない壁」を作ってしまいがちです。障害者クライミングは、そんな自分で作る「見えない壁」に気づき、まずは「越えられるかもしれない」と信じ、方法を考え、仲間を見つけ、挑戦する力を得られると感じています。私の団体で継続して行なっている「交流型クライミングイベント」では、障害者も健常者も関係ない、全員が「ただのクライマー」です。多様性を認め合えるユニバーサルな社会が、ここにあります。私の経験をお話しします。